信用金庫というもの

信用金庫と銀行の違い

信用金庫と銀行は、共にお金を預けたりでき、住宅ローンなどのローンも借りられますので、利用する人にとっては同じように見えるかもしれません。しかし、信用金庫と銀行では大きく相違している部分があります。


銀行は株式会社です。つまり、利益を出して株主に利益を還元することを使命としています。銀行は営利目的の金融機関なのです。一方、信用金庫は、会員が出資しての協同組織で、お金を儲けることが第一の目的ではありません。また、銀行と信用金庫とでは、準ずる法律が別です。銀行は銀行法、信用金庫は信用金庫法です。詳述:法律第二百三十八号(昭二六・六・一五)


銀行も信用金庫と同じように預金を集めて、それを企業や個人に還元します。しかし、銀行と信用金庫では、その理念がまるで違います。銀行の業務目的は、第一に市場経済を支える通貨の発行にあります。そして、お金の貸し手と借り手の

そして、銀行の主な取引先は、大企業や大口の預金者で、しかし、銀行は、顧客の利益を考えて経営を行っているとは限りません。一方、信用金庫は、特定の地域の人々が利用者や会員になり、相互扶助の精神で地域の発展に寄与する協同組織の金融機関です。


信用金庫の主な取引先は、中小企業と個人です。利益を追い求めるのではなく、地域社会の利益が第一の目的となります。さらに、営業地域が限定されていますので、預かった資金は、地域の発展に資するために使われ、この点が、銀行と大きく違います。


信用金庫は、会員制度によって運営されていて、融資は原則として会員になります。しかし、700万円以下ならば、会員以外にも利用することが可能です。中小企業の信用金庫の会員資格は、従業員300人以下、また、資本金9億円以下で、信用金庫の営業地域にある企業に限られます。個人の会員資格は、信用金庫の営業地域に住んでいるか勤務しているかのどちらかです。ただし、最近では小口融資に関しては条件を満たしていれば、一般の人でも利用可能です。